テトリスの将棋ブログ

将棋に関する記事を投稿するブログでございます

きmきm金で68手で快勝した棋譜を紹介します

みなさんこんばんわ、2月2日~4日まで3連休だったのに大体家に引きこもっていたテトリスです(/・ω・)/

 

はてなブログに投稿し始めて今日で記事が19件目なんですが、アクセス総数が2500を超えました!みなさんいつも見てくださりありがとうございます(^_^)/

 

ところで大事なお知らせといいますか、実ははてなブログはいろいろ制約があってなかなか自分が思ったようにブログを運用出来なさそうなので、wordpressにそのうち引っ越しになると思います!('ω')

レンタルサーバー借りたりドメイン取得は終わったので、あとレイアウトとかいろいろ編集が終わったら、そちらから今後はブログを投稿しようかと思ってますので、また引き続きブログを見てくれたら嬉しく思います(・∀・)

 

さて、本題になりますが、将棋ウォーズのエフェクトの出る戦法にもなっているきmきm金について、今日は短手数で快勝した棋譜を紹介したいと思います(`・ω・´)

 

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途中図1

後手番が私で、きmきm金というのは図のように左の金を44に持っていき、攻撃にも守備にも使える戦法、昔ニコニコ生放送で今は亡きマント氏が考案した戦法で、そこから私が独自に改良を加えて公式戦でも使ってる戦法です('ω')

さて本譜は途中図1から☗74歩☖同歩☗同飛と自然に進んでるように見えますが、ここから後手の狙いが決まります。

 

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途中図2

ここから後手は☖35金と出ます。きmきm金の場合、左金は54から64に金を寄って、相手の飛車をターゲットにB面攻撃(相手の攻撃陣を攻める)に出ることが多いのですが、☖35金から相手の美濃囲いを棒銀と同様の手順で狙います。☖35金☗28玉☖44角☗77角と進んで次の図へ。

 

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途中図3

振り飛車の本を読んだことがある人なら、ここから先手陣を突破するのは一目で分かるんじゃないでしょうか。ここから☖26歩☗同歩☖27歩☗同銀☖26金☗同銀☖27歩☗同玉☖26飛となって途中図4へ。

 

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途中図4

途中図4は既に囲いが崩壊しちゃってます。ここから☗38玉☖27銀☗48玉☖28銀成となって、飛車の成りこみが確定。後手の陣地はまだまだ安泰なのに対して、先手陣は右の桂香も取られそうですし、攻めることには苦労することなく、優勢を築くことができました。そこから9手進んで途中図5へ。

 

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途中図5

局面は角交換が行われ、先手から☗64歩と突いた局面。後手からは☖29飛成から一気に攻めていきたいところではありますが、次に☗63歩成となってしまうとさすがに逆転模様になってしまいます。ここではいい手がありました。

☖72香!とここで打ち込み、相手の飛車の逃げ道がないため、飛車得がこれで確定。ここから相手も頑張って粘りに来ますが、序盤で優勢を築いたポイントが大きく、そのまま勝ち切ることが出来ました。

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投了図

投了図は次に☖38竜☗59玉☖49金までの詰めろ、詰めろから逃れようと早逃げしても、☖77香成と挟み撃ちを狙う手が厳しく、投了やむなしになりました。

 

みなさんいかがでしたでしょうか、きmきm金は攻撃にも守備にも左金を縦横無尽に使える戦法なので、知らない相手に一発入れることができる戦法だと私は思っています。一度お試しあれ(/・ω・)/

プロの棋譜の利用についての将棋連盟の対応って甘すぎません?

どうもこんばんわ、年末に購入した任天堂Switchのマリオカートを昨日少しプレイしたものの、結局将棋の方が楽しいという結論に達し、将棋倶楽部24に没頭しているテトリスです(・∀・)

 

 

さてみなさん、ご存知の方が多いかと思いますが、昨年の9月に将棋連盟からある通達があったのをご存知ですか?以下は将棋連盟のHPからそのまま抜粋した文章です。

 

棋譜利用に関するお願い>
 公益社団法人日本将棋連盟と各社が主催する棋戦で作られる棋譜は両者の共通の財産であり、棋譜の無断使用は両者の財産を損なう恐れがあります。 商業的目的に供する場合など、私的利用の範囲を超えて棋譜(図面を含む)を使用される場合は、事前に下記フォーマットへご連絡をお願いいたします。

今後も当連盟と各棋戦主催社では、棋譜の使用に関して引き続き協議して参ります。

棋譜利用に関するお問い合わせはこちらまで。

 

簡単に言えば、無断でプロの棋譜SNSなどの商用目的で公開するのはやめてくださいということです。

2017年の6月には朝日オープンの棋譜YouTubeライブで配信していた、あのイケメンで金持ちで性格も完璧と噂されるYouTuberのクロノ氏が朝日新聞将棋取材班より、ライブを中止するよう通告を受け、ライブを中止せざるを得ない事態になったこともありました。

 

 

私は新聞社等のスポンサー様のおかげでプロの公式戦は成り立っていることを考えて、YouTubeTwitterなどで棋譜の掲載は将棋連盟の通達通りに守ってきました。しかし、YouTubeやニコニコなどの配信サイトで将棋と検索すれば、未だにプロが公式戦で指した棋譜が即日アップロードされている状態。

 

 

そしてそれに対して将棋連盟からのペナルティは一切なし。そもそも棋譜利用に関するお願いの通達を出した際に、破った場合のペナルティが書いてない時点で、あまり取り締まる気がないことは見え見えでした。そもそも、棋譜には著作権がないと言われているため、取り締まろうにも法的な観点で無理な事なんだと思います。

 

 

しかし、スポンサーから営業妨害として、損害賠償を請求される可能性はあります。その点はアップロードする側は、いくら将棋連盟の対応が適当といえども、甘く見すぎると痛い目に遭うんじゃないかと思っております。

 

 

ところで棋譜についてですが、私はSNS等で公開しても良い期限を決めればいいんじゃないかと考えてます。例えば対局から1年以内は商業的な棋譜利用は禁止するけど、それ以降なら公開しても良いとか、そこら辺のルール決めを将棋連盟にはもっと厳格にして欲しいです。

そうでないと、名前は言いませんが、YouTubeで将棋連盟からのお願いをガン無視して棋譜を無断掲載してチャンネル登録者数を稼ぐ人を見ていると、非常に腹立たしいです。

 

 

最後になりますが、先ほど将棋連盟のHPに棋譜を掲載しても良いか、試しに問い合わせフォームに記載して依頼を出してみましたw

この問い合わせフォームからきちんと申請して通れば、掲載しても問題ないとのことなので、もし通れば今後ブログやYouTube棋譜紹介したいと思いますし、またいつくらいまでの棋譜なら申請できるのか、何度も問い合わせフォームから依頼してみて、将棋連盟の対応を分析してみたいと思いますw

ソフト指し撲滅の対策について

どうもこんばんわ、将棋倶楽部24で連敗してテンション下がり気味なテトリスです(´-ω-`)

 

さて本題、みなさんも一度は遭遇したことがあるかもしれないであろう、ソフト指しについてです。

 

ソフト指しとは何なのか、分からない方のために言うと、将棋倶楽部24や将棋ウォーズなどで、対局の最中の局面を将棋ソフトに入力、その局面での最善手をソフトから提示してもらい、対局に反映させるものです。

 

ソフト指しの一体何が悪いのか。これは人それぞれかもしれませんが、一番大きなことは、対等のレベルの相手と対局したい人々を愚弄していることです。

さらに、ウォーズであればソフト指しの相手とマッチングすることでの自身の達成率の低下、将棋倶楽部24ではレーティングの低下に繋がります。

 

ソフト指しが蔓延すれば、例えば将棋倶楽部24ではソフト指しがレーティングの上位を占め、棋力設定のバランスが崩れてしまいます。

 

また、将棋ウォーズの10切れは時間に余裕があることによりソフト指しが蔓延しすぎてるせいなのか、弾丸、10秒のモードより、段位が上がりにくい状態になっています。私はそのこともあり、最近将棋ウォーズでは10きれは一切指してません。

 

現在ソフト指しの対策は、将棋倶楽部24や将棋ウォーズでは対局者からの通報を元に、運営側に検証してもらうしかないですが、部分ソフト指し(対局の全ての手ではなく、一部の手で将棋ソフトの最善手を採用)は見抜くことが難しい。

また、将棋ウォーズはアカウントの作成が比較的容易な為、ソフト指しで取り締まられても、また新たにアカウントを作成される、いたちごっこ状態にある為、結局有効な対策を打てていません。

 

ソフト指しを撲滅するのは難しいですが、私が考える対策が2つ。

 

①将棋ソフトを起動すると、将棋倶楽部24や将棋ウォーズのアプリに通知が上がるようなシステムに構成する

②将棋ソフトは全て有料にし、毎年ライセンスの更新料を取る

 

①は開発費用がけっこう掛かったりしそうなので、あまり現実的ではありませんが、将棋連盟が本気で対策に乗り出すなら有力な対策かもしれません。

 

②ですが、そもそもソフト指しが蔓延し始めた原因は、将棋ソフトをオープンソースとして、一般の人でも無料で使用できるようにしたことに、原因があると思うんです。

 

なので、激指しのような将棋ソフトと同様に、全て有料化にし、ソフト指しの人口をまずは減らしていくところから手を打つべきだと思うんです。将棋ソフトの金額は、激指しでも今なら1万ちょっとで買えてしまいますが、3,4万くらいしても決して高いとは私は思いません。

 

感想戦でのソフト検討が必要というユーザーはお金を支払えばいい話です。将棋というゲームは元々がお金のあまりかからないゲームなのだから、将棋ソフトが欲しいのなら買えよって話です。

 

とにかく、将棋ソフトは棋力判定のシステムを狂わす原因であり、ユーザーのモチベーションを下げる原因でもあります。これが有効なんかじゃないかという意見ありましたら、またコメントいただければ嬉しく思います(^.^)

プロ棋士でサッカーのフォーメーションを組んでみた

どうもこんばんわ、今日は久々に家でお酒を飲んで気分上々のテトリスです(・∀・)

 

さて、今回の記事は完全にネタです笑

題して「プロ棋士でサッカーのフォーメーションを組んでみた」

 

将棋もサッカーと似たようなところがあり、サッカーのゴールは王将と似ていて、守らなければならないものであり、サッカーにも将棋にもフォーメーション、いわゆる陣形というものがあります。

 

また、プロ棋士の中にもタイプはいろんな方がいると思います。例えば守備に自信のある棋士もあれば、終盤の寄せという、攻撃力に自信のある棋士もいます。ということで、今回は完全に個人的な印象をもとに、プロ棋士でフォーメーションを組んでみました!

フォーメーションは下の画像にあるように、4-2-3-1というフォーメーション、日本代表も一時期よく使っていたフォーメーションであります。

 

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早速選抜した棋士を紹介しましょう!

 

①GK(ゴールキーパー) 森内俊之九段

やはり鉄板流の受けはゴールキーパーというポジションには適任!相手のあらゆる攻撃にも、自陣に駒を打ち付けて新たな守備シフトを構築、守備陣の統率も卒なくこなすイメージがあります。鋼鉄の受けでゴールエリアを支配してくれることでしょう!

 

②RSB(ライトサイドバック永瀬拓矢二冠

相手の攻撃を受けきって投了に追い込む技術は超一流!サッカーならサイドでの一対一での攻防で抜かれると大ピンチに陥るケースが多いですが、永瀬二冠の守備力ならきっと抜かれることはありません!守備一辺倒かと思わせときながら、あとで駒を蓄えて一気に攻撃に移るあたり、サイドバックには適任かと思います!

 

③CB(センターバック深浦康市九段

地球防衛のプロ。あらゆる地球外生命体が攻めて来ようとも、きっとゴール前は死守してくれるはず!また相手のエース級のフォワードが攻めてきても、驚異の粘りでボールに喰らい付き、守備陣を突破させないに違いない!

 

④CB(センターバック木村一基王位

千駄ヶ谷の受け師。柔軟な駒の組み換えで相手の攻撃を受けきる棋風は、守備の要であるセンターバックにうってつけ!最終ラインのコントロールオフサイドトラップが失敗に終わると、きっとボヤきが止まらなくなるに違いない。

 

⑤LSB(レフトサイドバック菅井竜也八段

恐らく現在の振り飛車党の党首。切れ味鋭い振り飛車の左サイドから攻め込むテクニックが高いため、左サイドを駆け上がるサイドバックは適任!また、角ワープというトリッキーな技で相手を翻弄し、敵陣の奥深くに侵入することもできそう。

 

⑥DMF(ディフェンシブミッドフィルダー豊島将之竜王名人

序盤・中盤・終盤隙が無い豊島竜王名人には、フィールド全体にボールを供給するDMFのポジションがいいのではないかと。相手のエースアタッカーの攻撃を防ぐ役割も担うため、攻守ともにハイレベルなパフォーマンスを出せるのはこの方しかいません!

 

⑦DMF(ディフェンシブミッドフィルダー藤井猛九段

豊島竜王名人と同じ列に入るのは、やはり藤井システム創始者、藤井九段がいいと思います。陣形の指示を出したり、四間飛車で左サイドを攻めると思わせておき、まさか角桂香で相手の右サイドを攻めるという、セオリーを覆す戦術も得意としているため、相手からすれば何をしかけてくるか分からない強敵であります。ただ、試合終了間際にたまにファンタするのでご注意を。

 

⑧CMF(セントラルミッドフィルダー羽生善治九段

将棋界のスーパースターであり、国民栄誉賞の受賞者。羽生マジックという、誰も思いつかない手法で敵陣を突破していく攻撃力や、攻撃陣を統率する司令塔の役割も卒なくこなしそう。羽生にらみで相手のディフェンス陣をくぎづけにしておき、あざやかにゴール前に迫っていく。サッカー界でもスター選手の多いこのポジションは羽生九段しか務まりません!

 

⑨RMF(ライトミッドフィルダー渡辺明二冠

今季のA級順位戦を独走、名人戦の挑戦権を獲得し、今勢いが凄まじい棋士。細い攻めを繋ぐのが得意なため、守備陣の少ない隙さえも得点に結び付けてくれそう。また居飛車穴熊のような堅い囲いも得意にしてる辺り、守備も献身的にこなしてくれそう。なんせ最近の高い勝率からして、攻撃陣にいれば必ず結果を残してくれるでしょう!

 

⑩LMF(レフトミッドフィルダー久保利明九段

捌きのアーティストなら、左サイドも華麗なボール捌きで敵陣を突破してくれるはず。やはり振り飛車党は左サイドがよく似合う。抑え込まれそうな局面でも華麗なカウンターを決め、得点に結び付けてくれそう。最近は終盤の粘りにも定評があるため、90分フルで活躍しそうである。

 

⑪CF(センターフォワード藤井聡太七段

若き将棋界の新星。現在通算で156勝30敗、勝率8割3分超えという、エースストライカーに相応しい、文句のつけようのない成績であります。どんな相手が来ようとも得意の終盤力で蹴散らし、ゴールを量産してくれそう。朝日オープン3連覇期待してます!

 

監督:加藤一二三九段

将棋界のレジェンド。自分の想定した展開にならなければ「あれ、おかしいですね・・・」とボヤき始めそう。

 

ベンチ入り

佐藤康光会長

一秒に1億と三手読む棋士。相手チームの意図を読み取り、ベンチからの指示は的確である

谷川浩司前会長

光速の寄せの名の通り、途中出場からゴールを量産する

 

橋本崇載八段

NHK杯で二歩による一発レッドカードの経験あり

 

斎藤慎太郎七段

将棋界きってのイケメン。女性サポーターの集客力はすごいものがある。

 

千田翔太七段

コンピュータ将棋に精通し、ソフト研究の先駆者。相手チームの解析は朝飯前である。

 

松尾歩八段

NHK杯で二歩による一発レッドカードの経験あり

 

丸山忠久九段

激辛流で有名。友達をなくす手が得意。モグモグ投了や冷えピタ新手を編み出したこともある。

 

 

みなさんいかがでしたでしょうか。妄想によるネタ記事ですので、温かい目で見守ってやってください(/ω\)

先の手を読むスピードを上げるには将棋ばかりしてても無理?

どうもこんばんわ、ブログ始めてから仕事中も書くネタで頭がいっぱいのテトリスでございます(*_*)

 

いきなり本題に入っていきますが、皆さん先の手を読むスピードはどうすれば上がると思いますか?個人的な見解ですけど、将棋の勉強ばっかりしてても、読むスピードは上がらないと思います。

 

科学的な根拠はないですが、これまで私が出会ってきた人たちの中で、先の手を読むのが早い人の共通点は「暗算が早い」、遅い人の共通点は「数学が苦手」ということです。

 

人間の頭脳もコンピューターと同じで演算処理の速度が人それぞれあり、速い人は短時間で多くの手が読める為、詰将棋などの終盤がずば抜けて強く、3分切れ負けや1手10秒以内の将棋でも難なく指すことができます。また序盤から長考することなくぱっぱと指せる人は恐らくこのタイプかと( ˙-˙ )

 

しかし、この演算能力を向上させようと思うと、将棋ばかりに取り組んでいても難しいのではないかというのが私の見解。論理的な思考能力を伸ばすことが、読みの速さを磨くことに繋がると思うんです。

 

例えば私がいいと思ってるのはナンバープレースナンプレ数独とも呼ばれますね(^.^)

知らない人はぜひググっていただければと思いますが、数字のパズルゲームのようなものですね。このゲームは難易度が上がれば上がるほどヒントが少なくなり、先を読む力が試されます。新聞や雑誌にもよく掲載されてますよね(^.^)

 

他にもぷよぷよテトリスのようなゲームもいいかもしれません。時間に迫られながら先を読んでブロックの積み方を考える系のゲームは、将棋を考える思考回路と似てる印象があり、脳のトレーニングに向いてるんじゃないかと思います(・∀・)

 

ただ、演算が遅くても将棋が強い人はいます。それは暗記能力が優れている人です。計算は遅いけど、定跡や手筋を手広く覚えることができ、時間をかけて答えを出す。このタイプの人の印象は、指し手のミスが少なく、安定した成績を残すイメージ。

 

逆に読むスピードが速い人は指し手が速い反面、ケアレスミスが多いイメージです。ですが終盤力勝負になると、やはり読みのスピードが速い人はほんとに強いです('ω')

 

ちなみに前の記事でも書きましたが、11手詰以上の詰将棋は、脳の演算能力を上げるトレーニングに向いてると思います。分岐が多く、先の先を読むスピードを上げるには有効かと。ですが、級位者には難しいと思います。

 

以上、長々と書きましたが、最近はスマホ用のアプリで脳を鍛えるあらゆるゲームがリリースされてます。将棋に時間は多く割いているけど、なかなか読むスピードが上がらず棋力向上に繋がらない方、別のゲームで脳を鍛えてみるのはいかがでしょう?(・∀・)

「得意なのは〇〇戦法です」と言ったらガチ勢と思われる戦法ランキング

こんばんわ、将棋倶楽部24が最近楽しすぎるテトリスです(^ω^)

 

さて、これまではマジメな内容の記事が多かったですが、今回は不真面目な内容の記事です。題して「ガチ勢と思われそうな得意戦法ランキング」。

 

例えば将棋の大会などで棋力の分からない相手に「得意戦法は〇〇なんだよね」と言ったら、「この人は恐らくガチ勢だ・・・対戦の時は警戒せねば」と思わせる戦法を、独断と偏見で作ってみました('ω')

早速紹介していきましょう!

 

 

5位 棒金

理由:得意戦法が棒銀の人はいくらでもいるが、棒金を語る時点で級位ではまずなさそう。抑え込まれてマウントを取ってくる、Sっ気の強い相手に違いない。抑え込まれないように、序盤からの駒組みは慎重にしないといけない。まずこの人に石田流はやらないでおこうと思わせる戦法である。

 

 

4位 ゴキゲン中飛車超急戦

理由:最終盤の詰みまで研究してそう、居飛車振り飛車どちらを選択しても、こちらの知らない嵌め手を繰り出してボロボロにされそう。超急戦と見せかけて穴熊にしたらガッカリしそう。何にせよ、短手数で終わる将棋が得意と言い切るやつは、要警戒だ!

 

 

3位 矢倉37銀戦法

理由:初心者の場合なら得意戦法は矢倉までで終わるが、37銀戦法まで言ってしまうあたり、きっと並の相手ではない。プロ間では最近めっきり見なくなったが、それでも得意と言い切るあたり、きっと昔からの古参勢なんじゃないだろうか。端攻めが特に上手そう。相居飛車の玉頭戦の殴り合いはいかにも強そうだ!

 

 

2位 阪田流向かい飛車

理由:まず阪田流向かい飛車が得意なやつを見たことがない。マニアックなやつに違いない!難易度の高い戦法のイメージが付きまとうため、それを指しこなす辺り、最低でも四段くらいありそう。この相手と対戦する居飛車党は飛車先の歩を25まで伸ばすかどうか、よーく考えよう。

 

 

1位 角換わり腰掛け銀

間違いなくガチ勢。相当な自信がないと、これが得意戦法なんてまあ言わない。プロ間での最新定跡とか理解してそう。五段くらいはありそう。終局後の感想戦とかあらゆる知識を披露してきてめんどくさそう。私ならこう言い切る相手が大会での次の相手と分かれば、帰り支度を始める。

 

 

さていかがでしたでしょうか。

この戦法の方がヤバそうとか、何か意見とかありましたら、コメントしていただけると嬉しく思います(・∀・)

 

 

同じ戦型ばかりのプロ棋界、みなさんどう思いますか?

どうも、PCよりスマホから記事を投稿した方が、アクセスがなぜか伸びるという謎にいつも戸惑っているテトリスです(・ω・)

 

さて本題ですが、昨今のプロの将棋界は角換わり腰掛け銀の全盛期、タイトル戦では半分近く採用されてるんじゃないかと思うくらい、角換わり腰掛け銀をよく見ます。親の顔よりよく見る戦法とまで言われるほどであります。

 

ところで皆さん、同じような戦法ばかりプロ間で指されていることはどう思いますでしょうか?私はプロの先生方には申し訳ないですが、何か物足りなさを感じたりしています。

 

プロ棋士ももちろん自分の生活がかかっているので、勝率の高い戦法を採用するのは当然かもしれませんが、序盤は毎回のようにソフトで研究された手の通りに進んで途中まで同じ進行、あとは中盤に入ってからお互いが研究してきた手を繰り出しあって勝負という展開がほとんどで、棋士の個性があまり感じられない時代になってきたような気がします。

 

昔の棋士であれば、例えば大山先生といえば四間飛車で受け潰す棋風であったり、加藤先生は対振りには棒銀、升田先生の升田式石田流や、最近の棋士でしたら藤井先生の藤井システムのように、強い棋士達は自分の個性を戦法として表現してたように思います。場合によっては自分の名前のついた戦法名や囲いがついたりして

います。

 

最近の将棋界はどうでしょうか。最新定跡の研究に追われて、勝利を優先するあまりに、自分の個性を盤上で表現出来てない棋士が多いような気がします。菅井先生のように、序盤作戦での新手にどんどんチャレンジしていって欲しいなと思います。

 

またそういった個性の強い棋士にこそ、ファンは魅力され、応援したくなるんだと思います。

例えば捌きのアーティストと呼ばれる久保先生や、千駄ヶ谷の受け師と称される木村先生、鋼鉄の受けと称される森内先生など、序盤に限った話ではないですが、自分の棋風を盤上で表現することで、人気・実力共にトップ棋士になっていったのだと思います。

 

とにかく角換わり腰掛け銀のブームが早く終わって、棋士の個性溢れる独創的な戦法が数多く見られる時代が来て欲しいなと願っております( ˘ω˘ )