テトリスの将棋ブログ

将棋に関する記事を投稿するブログでございます

プロの棋譜の利用についての将棋連盟の対応って甘すぎません?

どうもこんばんわ、年末に購入した任天堂Switchのマリオカートを昨日少しプレイしたものの、結局将棋の方が楽しいという結論に達し、将棋倶楽部24に没頭しているテトリスです(・∀・)

 

 

さてみなさん、ご存知の方が多いかと思いますが、昨年の9月に将棋連盟からある通達があったのをご存知ですか?以下は将棋連盟のHPからそのまま抜粋した文章です。

 

棋譜利用に関するお願い>
 公益社団法人日本将棋連盟と各社が主催する棋戦で作られる棋譜は両者の共通の財産であり、棋譜の無断使用は両者の財産を損なう恐れがあります。 商業的目的に供する場合など、私的利用の範囲を超えて棋譜(図面を含む)を使用される場合は、事前に下記フォーマットへご連絡をお願いいたします。

今後も当連盟と各棋戦主催社では、棋譜の使用に関して引き続き協議して参ります。

棋譜利用に関するお問い合わせはこちらまで。

 

簡単に言えば、無断でプロの棋譜SNSなどの商用目的で公開するのはやめてくださいということです。

2017年の6月には朝日オープンの棋譜YouTubeライブで配信していた、あのイケメンで金持ちで性格も完璧と噂されるYouTuberのクロノ氏が朝日新聞将棋取材班より、ライブを中止するよう通告を受け、ライブを中止せざるを得ない事態になったこともありました。

 

 

私は新聞社等のスポンサー様のおかげでプロの公式戦は成り立っていることを考えて、YouTubeTwitterなどで棋譜の掲載は将棋連盟の通達通りに守ってきました。しかし、YouTubeやニコニコなどの配信サイトで将棋と検索すれば、未だにプロが公式戦で指した棋譜が即日アップロードされている状態。

 

 

そしてそれに対して将棋連盟からのペナルティは一切なし。そもそも棋譜利用に関するお願いの通達を出した際に、破った場合のペナルティが書いてない時点で、あまり取り締まる気がないことは見え見えでした。そもそも、棋譜には著作権がないと言われているため、取り締まろうにも法的な観点で無理な事なんだと思います。

 

 

しかし、スポンサーから営業妨害として、損害賠償を請求される可能性はあります。その点はアップロードする側は、いくら将棋連盟の対応が適当といえども、甘く見すぎると痛い目に遭うんじゃないかと思っております。

 

 

ところで棋譜についてですが、私はSNS等で公開しても良い期限を決めればいいんじゃないかと考えてます。例えば対局から1年以内は商業的な棋譜利用は禁止するけど、それ以降なら公開しても良いとか、そこら辺のルール決めを将棋連盟にはもっと厳格にして欲しいです。

そうでないと、名前は言いませんが、YouTubeで将棋連盟からのお願いをガン無視して棋譜を無断掲載してチャンネル登録者数を稼ぐ人を見ていると、非常に腹立たしいです。

 

 

最後になりますが、先ほど将棋連盟のHPに棋譜を掲載しても良いか、試しに問い合わせフォームに記載して依頼を出してみましたw

この問い合わせフォームからきちんと申請して通れば、掲載しても問題ないとのことなので、もし通れば今後ブログやYouTube棋譜紹介したいと思いますし、またいつくらいまでの棋譜なら申請できるのか、何度も問い合わせフォームから依頼してみて、将棋連盟の対応を分析してみたいと思いますw